【5分で読める】
「自分時間を作りだす 5倍速家事」レビュー
”家事に追われて自分の時間がない”を卒業する、時短と「やめる家事」の仕組み
目次
仕事から帰って、夕飯・洗い物・洗濯を片付けたら、もう寝る時間。「自分のための時間なんて、どこにもない」——そんな毎日になっていませんか。週末も掃除と買い出しで終わってしまい、やりたかったことはまた来週へ。
そんなモヤモヤに「家事は根性で速くするものではなく、仕組みで減らすもの」と気づかせてくれたのが、整理収納アドバイザー1級の資格を持つ人気インフルエンサー・Nagisaさんの『自分時間を作りだす 5倍速家事』でした。Audibleで聴いて学んだこと、実際に取り入れた時短の習慣と「あえてやめた家事」を5分でまとめます。12月の大掃除をやめて、秋に少しずつ窓拭きをするようになった我が家の話も紹介します。
診断今のあなたはどのタイプ?
家事を頑張りすぎて疲れている「頼る」「やめる」で力を抜くコツを見る → やめる家事へ
何から始めればいいか迷っているなみゆめが実際に取り入れたことを見る → 実践へ
図解家事の時短は「5つの工夫」で考える
自分時間を生み出す「5倍速家事」の全体像
速くする工夫だけでなく、「頼る」「やめる」で家事そのものを減らす
積み重ねる
朝イチ行動・日用品の定番化
先読みする
10分片付け・やりたいことの書き出し
プロに頼る
苦手なことは任せる
リセットする
「あれどこ?」を無くす仕組み
あえてやめる
師走の大掃除・過剰なストック
▼
自分のやりたいことに使える「自分時間」
本書の最後に著者が伝えているのは、周りの人は変えられない、変えられるのは自分ということ。家族に求める前に、まず自分の家事の仕組みを見直す姿勢が全体を貫いています。
時短家事が終わらない人へ。小さな時短の積み重ねと先読み
1章|小さな時短を積み重ねる
- 朝イチの行動で1日が変わる。朝のうちに小さな家事を済ませておくと、その日の流れがぐっと軽くなる
- 家族の”やりっぱなし”はレベルアップのチャンス。イライラする場面こそ、仕組みを見直すきっかけにする
- 日用品の購入は「定番化」する。毎回選ばないことで、買い物の時間と迷う時間をまとめて減らせる
家族のやりっぱなしを「責める」のではなく「仕組みで解決する」という考え方は、以前レビューした「チーム家事」とも重なります。家族を巻き込んで家事を回す具体的な方法は、そちらで詳しく書いています。
2章|行動を先読みする
- 片付けは「1日10分」を習慣にする。まとめてやろうとせず、短時間を毎日続ける
- やりたいことは、小さなことでも書き出す。書くことで、1日の中の隙間時間が見えてくる
- 優先順位を明確にする。全部やろうとせず、今日やることを選ぶ
「やりたいことを書き出して、自由な時間を意識して作る」という発想は、「なまけもの時間術」で書いた時間の使い方ともつながります。家事の時短で生まれた時間を”何に使うか”まで考えたい方は、あわせて読んでみてください。
やめる頑張りすぎない家事へ。「頼る」「リセット」「やめる」
3章|苦手なことはプロの力を借りる
インテリアに飾るアートを子どもに描いてもらう、整理収納に興味を持って時にはプロに頼る、オンラインの料理教室を活用する——。苦手なことを一人で抱え込まず、得意な人の力を借りるのも立派な時短だといいます。
4章|マインドリセット
- 「30分後に来客がある」と想定して動く。イメージトレーニングで片付けの優先順位がはっきりする
- 「あれはどこ?」と言わせない仕組みを作る。モノの定位置が決まれば、家族に聞かれる時間も探す時間も減る
- ただ悩むより「考える」→行動する。悩んでいる時間そのものが、家事を遅くしている
5章|あえてやめる家事
- 師走の大掃除をやめる。寒くて忙しい年末に、無理にまとめてやらない
- 日々の家事のハードルを上げすぎない。自分の機嫌をよく保ち、感じのいい人でいることを優先する
- 日用品のストックは最小限にする。モノが多いほど、管理の手間も増える
ストックを減らし、モノを絞るほど暮らしが身軽になる——という話は、「1週間で8割捨てる技術」のレビューで書いた”目的を持って手放す”考え方とそのまま重なりました。
本音なみゆめの本音
小さな時間の積み重ねの大切さは、今の自分がまさに様々なことを積み重ねている最中なので、よくわかります。家事の時短も、その積み重ねの一つとして大切なことだと感じました。
ただ、この本を聴いて思ったのは、時短して完璧な家事をこなすことがゴールではないということです。プロの力を借りたり、あえてやらない家事を決めたりと、力の入れ具合をうまくコントロールすることが大事なのだと思います。
著者は二児の母としての体験から、「自分の機嫌がいいか悪いかが、家事に支配されていた」と気づいたそうです。だからこそ、日々の家事を無理しすぎず、ハードルを下げて「自分のやりたいことを生み出す時間」を作り出す大切さを語っています。これは共働きの私たち夫婦にも、そのまま当てはまることだと感じました。
実践中なみゆめの実践
実践1|すでに取り入れていること
- 朝イチ行動(1章):Audibleを聴きながら家事をする。家事の時間が、そのまま学びの時間になっている
- やりたいことの書き出し(2章):週末にすることをToDoリストにして書き出している
- 日用品の定番化・ストック最小化(1章・5章):「これ」と決めた定番品しか見ず、他は見ないようにしている
定番を決めてからは、売り場で迷う時間もストック管理の手間もぐっと減りました。定番化は、モノだけでなく判断の回数を減らす時短なのだと実感しています。
実践2|師走の大掃除をやめて、秋に分散

12月の大掃除は、気温が低くて水も冷たく、年齢とともに体への負担を感じるようになりました。そこで今は、秋の始まりの10月頃から、週末に少しずつ窓拭きを予定に入れて実施しています。
この時期は秋晴れの暖かい日が多く、体にもそれほど負担になりません。しかも毎週末「今日はここまでやり切った」という達成感を味わえます。小さなことですが、この感覚の積み重ねが前向きになれる一つの要因かもしれません。
年末に一気に片付けるのではなく、”季節をずらして少しずつ”という発想は、「人生が整う 家事の習慣」で書いた、家事を棚卸しして回す仕組みづくりにも通じると感じました。
実践3|これから取り入れたいこと
3章の「苦手なことはプロの力を借りる」。実は我が家では、家電の購入や管理を電気屋さんの友人にまとめてお願いしています。振り返ってみると、これ自体がすでに「プロの力を借りる」ことだったのかもしれません。
これを家電だけで終わらせず、料理や掃除といった日々の暮らしに必要なことにも、上手に頼ってみたいと考えています。「自分でやらなきゃ」を少し手放すことが、次の一歩になりそうです。
感想Audibleで聴いた感想
いつものように家事をしながらAudibleで聴いたのですが、「家事をしながら家事の本を聴く」ことで、聴いたそばから「これは自分の家ならこうできる」と置き換えやすかったのが印象的でした。なかでも師走の大掃除の話には、すごく共感できました。
本書のテクニックは一つひとつが小さく、特別な道具もいりません。家事の仕組みづくりから、まずは始めてみませんか。
向き・不向き個人的に向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 日常の家事に負担を感じている人、家事に追われて自分の時間が取れないと感じている人 |
|---|---|
| 向いていない人 | 家事に対して特に負担や抵抗を感じていない人 |
持ち帰り読まなくても、今日からできること
よく買う日用品(洗剤・ティッシュ・調味料など)を一つだけ選び、「今後はこれしか買わない」と定番を決めてみてください。そして、今年の大掃除でいちばん気が重い場所を一つ、10月か11月の週末の予定に書き込むこと。この2つだけでも、年末の家事と日々の迷いが確実に軽くなります。
5分まとめ家事を減らして、自分の時間を取り戻す
この記事の持ち帰りポイント
- 家事の時短は「積み重ねる・先読み・頼る・リセット・やめる」の5つの工夫で考える。できるものから取り入れればいい
- 日用品の定番化は、買い物の時間だけでなく「迷う時間」も減らしてくれる
- 苦手なことはプロや得意な人に頼るのも、立派な時短
- 師走の大掃除は、季節をずらして少しずつ分散すれば体も心もラクになる
- 周りの人は変えられない。変えられるのは自分の家事の仕組み
家事を完璧にこなすことより、自分の機嫌よくいられることのほうが、家族にとってもきっと大切です。「全部やる」から「選んでやる」へ。小さな仕組みを一つずつ積み重ねて、自分の時間を取り戻していきましょう。
📚『自分時間を作りだす 5倍速家事』を読む・聴く
整理収納アドバイザー1級の著者が、二児の母としての実体験から編み出した時短の仕組みと「やめる家事」を、具体的に学べるのが本書です。
紙やKindleでじっくり読みたい方はこちらから。
※Audibleは30日間の無料体験があり、期間内に解約すれば料金はかかりません。最新の条件は公式ページでご確認ください。
※本記事は、書籍『自分時間を作りだす 5倍速家事』(著:Nagisa)をAudibleで聴いた内容を参考に、筆者が自分の言葉で紹介・解説し、個人の感想を加えたものです。
※本記事の内容は筆者個人の解釈・体験に基づくものです。家事の進め方や外部サービスの利用は、それぞれのご家庭の状況に合わせてご検討ください。
※アイキャッチ画像はAIで生成したものです。





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