【5分で読める】「超熟睡トレーニング」レビュー|”寝ても疲れが取れない”を卒業する、日本人のための熟睡スキル

健康・習慣
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本レビュー / 睡眠・健康

【5分で読める】
「超熟睡トレーニング」レビュー

“寝ても疲れが取れない”を卒業する、日本人のための熟睡スキル

著者:角谷リョウ / 聴いた媒体:Audible / 読了目安:約5〜6分

毎日ちゃんと寝ているはずなのに、日中ふと意識が遠のく瞬間はありませんか。夜はちゃんと布団に入っているのに、なぜか疲れが抜けきらない。そんなモヤモヤを抱えて手に取ったのが、15万人以上の日本人を調査してきた「上級睡眠健康指導士」による『超熟睡トレーニング』でした。学んだこと、実際に変えた行動を5分でまとめます。

図解あなたはどのタイプ?

正体眠れない私たちに共通する「7つの習慣」

あなたはいくつ当てはまる?眠りを妨げる7つの習慣 チェックリスト

本書によると、日本人の熟睡を妨げる傾向は上の7つだといいます。思い当たる項目、ありませんか。気合いや根性ではなく、熟睡スキルとして習慣化することが必要だといいます。

いい睡眠の条件は、深いノンレム睡眠が1〜1.5時間あること、中途覚醒が少ないこと、深い睡眠と浅い睡眠のバランスが良いことの3つ。「寝ないで頑張る」のではなく「寝るから頑張れる」という考え方が印象的でした。

熟睡スキル今日からできる、入る・つなぐ・起きるスキル

スムーズに眠るには、夕食を寝る3時間前までに済ませて寝酒をやめること、入浴で深部体温を上げること、スマホを寝床から遠ざけることが基本だといいます。

夜中に目が覚めてしまう人には、寝る前に足首をブラブラ振る「排尿体操」や、悩み事を書き出して頭から切り離す習慣が紹介されていました。肉体疲労が足りていないことも多く、1日4,000〜8,000歩を目安に歩くことも効果的だそうです。朝は光を浴びること、胃に何かを入れること、この2つで体内時計をリセットできるといいます。

本音なみゆめの本音

転職を機に、これまでより通勤時間が長くなりました。できる限り効率よく睡眠を取りたいと考えていたのですが、昼間に時々眠気を感じることがあり、実際にはあまりうまく眠れていなかったのかもしれません。頭では「寝ることが大事」とわかっていても、日々の忙しさの中でつい後回しにしてしまっていたのだと思います。本書を読んで、これまで「早く寝る」ことばかり意識して、質そのものを見ていなかったことに気づかされました。

これは以前レビューした「疲れない心をつくる休息の作法」でも感じたことですが、”疲れてから休む”のではなく”前もって休む”という発想の転換が、そのまま睡眠にも当てはまるのだと思いました。しっかり寝ているはずなのに朝が重いと感じる方は、「朝からダルいは糖質が原因だった」で書いた夜間低血糖の視点も合わせて読むと、原因が睡眠時間だけではないと気づけるかもしれません。

本書に書かれていることは、一つひとつは細かい習慣です。でも積み重ねることで、確実に熟睡力を手に入れられる気がしています。とはいえ現実には仕事を優先しなければならない場面も多く、一度に全部を取り入れるのは正直難しいとも感じました。それでも、取り入れられるものを一つでも多く実践することで、睡眠だけでなく心と体全体を整えられるのではないかと思っています。

チェックリスト化して実施すれば、睡眠がどう変わったか実感しやすくなるかもしれません。以前レビューした「チーム家事」にも通じますが、一人で抱え込まず家族を巻き込んだほうがうまくいくのは、家事も睡眠も同じなのだと思います。特に、寝室の環境やスマホとの距離感は、家族で足並みを揃えたほうがうまくいきそうです。

実践中なみゆめの実践

実践1|すでに取り入れていること

  • 歯を磨きながらの「ながらスクワット」を続けている
  • 朝起きてすぐブラインドを開けて光を浴びる

小さなことですが、日中の眠気が少し軽くなった気がしています。

実践2|これから取り入れたいこと

  • 呼吸が浅くなっている時間帯に、意識的な深呼吸を挟むこと
  • 座りっぱなしの解消のために、意識的にトイレに立ったり足首を動かしたりすること

この2つは、デスクワーク中心の今の働き方だからこそ、意識しないと続かないだろうなと感じています。

実践3|あったら良かったこと

通勤時間が長くなったタイミングで、睡眠を我慢して削るものではなく、先に整えるべき土台として意識できていれば、もっと早く日中の眠気に対処できていたかもしれません。転職のような生活リズムの変化があったときこそ、睡眠を見直す一番のタイミングだったのだと、今になって思います。

感想Audibleで聴いた感想

著者ご自身の実務経験からここまで睡眠について語れる人は、これまであまりいなかったのではないかと感じました。睡眠障害の自覚症状がありながらそれを誤魔化してやり過ごし、状態が悪化してから受診するという受け身な対応こそが、睡眠障害を長引かせる一因なのかもしれません。

読んでいて「賢者の睡眠」に近い視点を感じる部分もありました。筋力トレーニングと同じように、睡眠もトレーニングによって鍛えられるという発見は新鮮でした。ただし、筋トレ同様、ここで紹介されているトレーニングを一気に全部実行するのはハードルが高いと思います。まずはこの中から一つ、実行してみませんか。本を読むというより、睡眠健康指導士から直接アドバイスをもらっているような感覚で聴き終えました。

向き・不向き個人的に向いている人・向いていない人

向いている人 一般的な睡眠不調で困っている人、睡眠不足や昼間の眠気に悩んでいる人
向いていない人 日々の生活リズムがすでに整えられている人

持ち帰り読まなくても、今日からできること

朝起きたらすぐに光を浴びること。寝る前のスマホを寝床から遠ざけること。「歯磨きスクワット」のように、ながら運動を1つ取り入れること。この3つだけでも、明日の目覚めは変わるかもしれません。

5分まとめ睡眠は、明日への土台

この記事の持ち帰りポイント

  • 睡眠不調の正体は、日本人特有の「7つの習慣」にある。当てはまる項目を知ることが第一歩
  • 目指すべきは、深いノンレム睡眠1〜1.5時間・中途覚醒の少なさ・睡眠バランスの3条件
  • 「寝ないで頑張る」のではなく「寝るから頑張れる」という発想の転換が鍵になる
  • 入る・つなぐ・起きるの3つの場面ごとに、今日からできる小さな熟睡スキルがある
  • 一度に全部ではなく一つから、できれば家族も巻き込みながら習慣化する

効率よく生きたいと思うほど、実は睡眠から整えたほうが近道なのかもしれません。書籍のタイトル通り、これは一夜漬けではなく”トレーニング”なのだと、読み終えて改めて感じました。

📚『超熟睡トレーニング』を読む・聴く

15万人以上の日本人のデータをもとにした熟睡スキルを、上級睡眠健康指導士の実体験を交えて体系的に学べるのが本書です。家事や通勤の合間に聴くなら、まずはAudibleの無料体験からどうぞ。


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※本記事は、書籍『超熟睡トレーニング 15万人の”日本人”のデータを集め、睡眠改善をしてきた「上級睡眠健康指導士」だけが知っている』(著:角谷リョウ)をAudibleで聴いた内容を参考に、筆者が自分の言葉で紹介・解説し、個人の感想を加えたものです。
※本記事の内容は筆者個人の解釈・体験に基づくものです。いびき・無呼吸など睡眠に関するお悩みが強い場合は、専門の医療機関にご相談ください。
※アイキャッチ画像はAIで生成したものです。

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