【5分で読める】「なまけもの時間術」レビュー 自由な時間を意識して作ると、 時間もお金も幸せも近づいてくる

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本レビュー / ビジネス・自己啓発

【5分で読める】「なまけもの時間術」レビュー
自由な時間を意識して作ると、
時間もお金も幸せも近づいてくる

著:ひろゆき(西村博之)(学研)

読了目安:約5分

著者 ひろゆき(西村博之)
ナレーター 國分和人
出版 学研(Audible版:Audible Studios)
ジャンル ビジネス・自己啓発/お金・投資
形式 オーディオブック(Audible)

はじめに

仕事中心の毎日を送っていると、「頑張ること」「努力すること」が当たり前になってきて、いつのまにか自分の時間が後回しになっていた——そんな感覚に心当たりがある方は多いのではないでしょうか。私自身、アラフィフになり3人の子育てをする中で、気づけば時間の使い方の主導権を仕事や周りの都合に渡してしまっていました。

今回Audibleで聴いた「なまけもの時間術」は、そんな私の時間の使い方の前提を、いい意味でひっくり返してくれた一冊でした。著者はひろゆきさん。「頑張らない」「鍛錬しない」という一見なまけているようで、実は自分の人生の主導権を手放さないための、徹底した時間術が語られています。


どんな本?

「時間をやりくりする」発想を手放し、遊びや自由な時間を人生の中心に置く。仕事はその自由を得るための手段にすぎない――そんな考え方を軸に、「自由」「お金」「努力」「幸せ」の4章で時間との付き合い方を掘り下げていきます。

1章:時間と自由

時間はやりくりせず、遊びに全振りするくらいでちょうどいい。時間を切り売りせず、罪悪感さえ仕事への着火剤にしてしまう発想です。

2章:時間とお金

なるべく頑張らず、できない自分を前提にいい波に乗る。労働=美徳という呪縛から離れないかぎり、自由な時間も自分の価値も作れません。

3章:時間と努力

一生イージーモードで、迷うのは人生の岐路だけでいい。他人でなく自分本位の優先順位で生き、鍛錬や試行錯誤はあえてやらないと決めます。

4章:時間と幸せ

集中とストレスは共存できないから、没頭できる時間を持つ。嫌なことに時間を使わず、成功も失敗も振り返らず、生きている限り勝ち組と捉える発想です。


聴いて、正直に感じたこと

なみゆめのアイコン
なみゆめの感想(アラフィフ・3児の親)

実際に取り入れた(取り入れようと思った)習慣

本書を聴いてまず変わったのは、自由な時間に対する意識です。自由な時間を意識して作るようにしている——これがいちばん実感のある変化でした。これまでは「時間が余ったら自由に過ごす」という順番だったのが、「まず自由な時間を確保する」という順番に変わった感覚があります。

これから取り入れたいこととしては、イージーモードで楽しく生きること、あまり肩に力を入れすぎないことを意識していきたいと思っています。また、何かに没頭できる時間を作る一つの形として、週末に普段なかなか手が回らない家の掃除をする時間を作ろうと考えています。

この本について感じたこと

基本的にはタイトルの通り、なまけた時間の使い方について書かれている本だと感じました。著者は、人生の時間にはまず遊びがあることを前提に過ごしていると述べています。本来、人間にとってそれが生きていく根源なのではないか、と考えさせられました。仕事は、その遊びをするための費用を賄うための、単なる手段でしかないように感じたのです。

ただし、その仕事と遊びの時間の切り離しに関しては徹底していて、仕事の時間はできるだけ短時間に集中して実行することを心がけているようです。そこには、使われてしまう時間そのものがストレスとなり、心や体、お金までもが蝕まれてしまう、という感覚があるように感じました。

「仕事を人生の主と考えるのではなく、自己実現するための一部と考える」。こういう心づもりでいるほうが、著者の言う「なまけもの」に近づいていけるのではないかと思いました。

以前レビューした「人生を好転させる掃除道」では、習慣を積み重ねて心を整えていく禅の考え方に触れました。一見すると本書は正反対の主張に思えますが、根っこにあるのは「何もかも頑張る」でも「何もかも手放す」でもなく、力を入れる場所と抜く場所を自分で選ぶ、そのバランス感覚なのだと思います。中道の精神という意味では、実は両者は同じ方向を向いているのかもしれません。

Audibleでどう聴いたか+聴いた感想

自分の時間を確保するという強い意志・信念で生きていることが感じられる一冊でした。特に、鍛錬といった観念的な行動や考え方をするべきではない、という趣旨の表記が多いなと感じました。とりわけ仕事については、私には、できるだけ最小限にした時間の使い方を推奨しているように映り、キリスト教における「罰」という考え方に近いもののように個人的には感じられました(あくまで私自身の解釈です)。仕事中心の時間の使い方になりがちなアラフィフ世代には、いろいろと考えさせられる一冊になりました。

「自由」「お金」「幸せ」——人間なら誰しもが欲するこれらの欲求について、こういった心がけを持っていると、案外苦しみを感じずシンプルに生きていけるのかな、と感じました。著者が実行している自分軸の生き方を見ていく上で、非常に考えさせられる内容です。迷ったときには、再度聴き直したほうが良い一冊だと思います。


この本が向く人・向かない人

✅ 向いている人

  • 自由な時間が欲しいと感じている人
  • お金に振り回されずに生きていきたい人
  • 幸せを実感しながら日々を過ごしたい人

⚠ 向かないかも(でも一度は触れたい)

  • 生真面目に、努力や鍛錬を積み重ねて生きている人
  • ――ただし、こういう人ほど、逆に本書の考え方が向いているのかもしれない、とも感じました

🎧 聴いてみて、ひとことで言うと

「頑張ること」を美徳とする価値観から距離を置き、自分本位の優先順位で時間を使う勇気をくれる一冊です。

📝 この記事のまとめ

  • 時間は「やりくりする」ものではなく、まず遊びや自由を中心に置くもの
  • 仕事は自己実現の一部であり、人生の主役ではない
  • 頑張りすぎず、できない自分を前提に、いい波に乗る生き方でいい
  • 迷うべきは「人生の岐路」だけ。日々の小さな選択で消耗しない
  • 没頭できる時間を持つこと、嫌なことに時間を使わないことが、幸せへの近道
  • 自由な時間を意識してつくることから、なまけものの時間術は始められる

まず一つだけ試すなら、今週末、10分だけでいいので「何もしなくていい自由な時間」をあらかじめスケジュールに入れてみませんか。


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※本記事はAudibleで聴いた個人の感想・体験をもとにしたレビューです。書籍の内容そのものではなく、筆者が感じたこと・実践したことを中心に紹介しています。
※本記事の内容は筆者個人の解釈・体験に基づくものです。内容の正確性については原著をご確認ください。
※アイキャッチ画像はAIで生成したものです。

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