【5分で読める】
「元東京国税局職員が教えるお金の基本」レビュー
“年金だけじゃ心もとない”を卒業する、お金の基本
「年金だけでは老後が不安」——その不安を消してくれるのは、我慢でも根性でもなく、正しい「知識」でした。ねんきん定期便を見て、「これで本当に大丈夫かな」とふと手が止まった私が、Audibleで『元東京国税局職員が教えるお金の基本』を聴いて学んだこと、実際に変えた行動を5分でまとめます。
図解今のあなたはどのタイプ?
年金だけでは不安…と感じる
まずは現実を数字で見る
→ 1限へ
貯める土台がまだできていない
稼ぐ・節約・節税を整える
→ 2限へ
貯まってきたが増やし方が分からない
資産運用の仕組みを作る
→ 3限へ
1限年金だけでは老後が不安な現実を知る
- 老後の年収をねんきん定期便や年金ネットで確認する
- 年金・退職金だけに頼らず、個人の資産運用が必要不可欠
- お金持ちほど投資で税負担を抑えている
教育費や老後資金への漠然とした不安は、可視化するだけでも少し軽くなります。この「見える化」で不安と向き合う具体的な習慣については、以前紹介した「お金の不安がなくなる小さな習慣」レビューでも詳しく書いていますので、あわせて読んでみてください。
2限「稼ぐ・節約・節税」で土台をつくる
稼ぐ・支出を見直す
- 収入アップと支出カットで投資資金を作る
- 固定費の見直しは一回で大きく効く
- 保険は公的保険を主に、不足分だけ民間保険で補う
保険など迷うライフイベントの判断には、「お金の悩みは4マスで考える」レビューの4マス図が役立ちます。
節税を知る
- 節税は自分で勉強しないと損をする。副業なら自宅家賃の一部も経費にできる
控除を活かす
- 配偶者控除や生命保険料控除、セルフメディケーション制度、ふるさと納税・住宅ローン減税など使える控除を確認する
3限資産運用で「増やす」仕組みをつくる
複利とほったらかしの心得
- 複利の効果は絶大。ほったらかしと、下落時に買うドルコスト平均法が有効
- FIREを急ぐと失敗しやすい。時間をかけてコツコツ積立てるのが結局の近道
投資商品の性格を知る
- 株式は分散投資でリスクを抑え、債権は株式よりリターン控えめ、不動産は維持コストがかさむ
- 税金面も含めると投資信託が一番有利。自分のリスク許容度を見極めておく
ネット証券を選ぶ
- 手数料の安いネット証券の特定口座で、積立NISAを活用する
本音なみゆめの本音
税制に関することは自分から勉強して優遇制度を利用しないと還元されないことがわかりました。インフレが進行していく中で、貯めるだけでは限界が来ているなと感じています。
資産運用を通じて積極的にお金を増やしていく必要がないと、置いていかれるなと思っています。貯めるには無駄な買い物をしないことが大事で、これには普段からの自分の行動を見直していくことが必須です。固定費の見直しが面倒と感じることもありますが、ここを乗り越えることで見えてくる景色も変わってくるのではないかと感じました。
長期投資が大事という前提となると、一度その仕組みを作ってさえしまえば、特に見直して振り返りを頻繁にする必要はないのかなと思いました。ほったらかして自分のことに集中するのみかなと。
これまで給与が入った後に自動で貯金する仕組みを作っていましたが、これをそのまま投資の資金に転用することで仕組み化が可能だなと思いました。「仕組みを作ったのに続かない」原因を”自分軸”の視点から掘り下げた話を、以前「90日で貯める力をつける本」レビューでも書いていますので、仕組み化のヒントとしてあわせてどうぞ。
実践中なみゆめの実践
実践1|すでにやっていること
- 保険の見直し。生命保険は掛け捨てのみとした
- ほしい物リストの作成。書き記すことで本当に必要か一度考えるようになった
- 少ない金額からのネット証券での積立投資
「書き出して見える化する」という進め方は、「1000万円貯めてる人の 小さなお金の習慣100」レビューで紹介した習慣とも重なる部分が多いと感じました。
実践2|新しく意識したいこと
- 収入アップ。今の仕事内容をみて、場合によっては夫婦での副業もありかなと考えた
- 節税の勉強。税のことは教えてもらうのではなく、自分から勉強していかないと本来取り戻せる税金もそのまま支払ってしまうことになるため
実践3|あったら良かったこと
積立預金で子供の学費のある程度は賄うことができましたが、当時は投資の知識がなかったため踏み込むことをしていませんでした。投資のことを勉強して複利の効果で積立金プラス利益があれば、もう少し学費に対してゆとりを持つことができたのではないかと思いました。
向き・不向き個人的に向いている人・向いていない人
| 向いている人 | お金の増やし方、貯め方など将来の資産形成について不安を感じている人 |
|---|---|
| 向いていない人 | お金に困っていない人、資産運用を地道に続けてきた人 |
持ち帰り読まなくても、今日からできること
すでに「給料日に自動で貯金される仕組み」があるなら、今日、その振込先の一部だけを積立NISAなどの自動積立投資に変えてみてください。新しく仕組みを作る必要はありません。今ある仕組みの”行き先”を変えるだけで、1限〜3限の内容を実践する第一歩になります。
5分まとめ今が一番若い。今日から資産形成の一歩を
人生100年時代、アラフィフの今はちょうど折り返し地点です。今からでも老後に向けた資産形成は必要になりますので、今が一番若いと思って資産形成に取り組んでいこうと思います。積み立て資産を増やしていくことは働いている世代の方が時間をかけて作り上げていくのに有利ですが、貯めることは全ての年齢に共通していることですので、本書は全世代において価値のある一冊だと思いました。次世代にも通じることなので、将来的には我が子にも読んでほしいと感じています。
皆さんのご家庭でも一度資産のことを振り返ってみませんか?「①稼ぐ ②節約・節税 ③インデックス投資でコツコツ」というシンプルな3ステップを、まずは自分にできる範囲から始めてみましょう。
📚『元東京国税局職員が教えるお金の基本』を読む・聴く
「①稼ぐ ②節約・節税 ③インデックス投資」——この3ステップを、元国税局職員である著者の実体験を交えて体系的に学べるのが本書です。家事や通勤の合間に聴くなら、まずはAudibleの無料体験からどうぞ。紙やKindleでじっくり読みたい方は、下のリンクからどうぞ。
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※本記事の内容は筆者個人の解釈・体験に基づくものです。税務や資産運用に関する判断は、税理士やファイナンシャルプランナーなど専門家にご相談ください。
※アイキャッチ画像はAIで生成したものです。




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