【5分で読める】「お金の悩みは4マスで考える」レビュー|迷うライフイベントには4マス図を作ってみよう!

お金・投資
記事内に広告が含まれています。
本レビュー / お金・家計管理

【5分で読める】「お金の悩みは4マスで考える」レビュー
迷うライフイベントには
4マス図を作ってみよう!

著:山崎俊輔(ファイナンシャルプランナー・消費生活アドバイザー)  読了目安:約5分

「給料日前日に残ったお金だけ貯金する」——これ、まさに以前の私のやり方でした。うまくいく月もあれば、気づけば残高ゼロの月もある。

そんな私がAudibleでこの一冊と出会って気づいたのは、お金の悩みは「気合い」ではなく「仕組み」と「見える化」で驚くほどシンプルになるということです。今日は特に刺さったところだけを、正直にお話しします。

📖

お金の悩みは4マスで考える

著:山崎俊輔(ファイナンシャルプランナー・消費生活アドバイザー/通称「オタクFP」)

著者の山崎俊輔氏は、日本経済新聞電子版やマネー現代など月20本以上の連載を抱える人気FP。ゲーム・アニメ・マンガ好きの「オタクFP」としても知られ、堅苦しい精神論ではなく、貯金・転職・相続・保険・高額の買い物といった人生のあらゆる悩みを、縦軸・横軸の2×2のマトリックス図(4マス図)に落とし込んで整理してくれます。

貯金は「頑張る」ものではなく「仕組み化」するもの

「給料日の前日に、余った分だけ貯金する」——これがなぜうまくいかないのか。本書はここをはっきり指摘します。

著者のメッセージ

残った分を貯金するやり方は、必ず貯金できるとは限らないので面倒。お金を貯めるのが上手な人は、給料日の”翌日”に自動で貯金される仕組みを最初から作ってある。貯金は根性で続けるものではない。「貯金していることを忘れる」状態を先に用意しておく。

大切なのは「貯金できる/できない」という意志の話ではなく、貯金していることすら忘れてしまうくらい、仕組みを先に作っておくこと。この一文には、思わず「その通り」とうなずいてしまいました。

なみゆめアイコン

なみゆめ
実践体験|自動貯金の仕組みが240万円になった話

本書に出てくる「給料日・賞与日の翌日に自動で引き落とす」やり方は、実は私も以前から実行していました。毎月1万円、さらに賞与のたびに半年ごと6万円を自動で積み立てる設定にして、それを10年間続けたところ、気づけば240万円が貯まっていました(1万円×12ヶ月+6万円×2回=年24万円×10年)。

大きい金額を一気に貯めようとしたわけではなく、「引き落とされていることを忘れるくらい」の自動化がポイントでした。そしてこの資金が、実際に自動車購入のときに非常に助かった経験があります。「仕組みを作って、あとは忘れる」——本書のメッセージそのものを、身をもって実感しました。

夫婦の家事時間も、きちんと「見える化」する

もうひとつ刺さったのが、家事についての指摘です。

著者のメッセージ

家事にかかっている時間も労働時間としてカウントし、夫婦それぞれの「仕事+家事」の合計時間が同じくらいになっているか、きちんと見直す必要がある。

「なんとなく分担している」「お互い忙しいから仕方ない」で済ませがちな部分ですが、時間で見える化してみると、実はどちらかに偏っていた——ということはよくあります。感覚ではなく数字で確認する大切さを、あらためて教えられました。

これから試したいこと

我が家ではまだ実際に時間を書き出して比べたことはありませんが、この本を聴いてから「そういえば、うちはどうだろう」と考えるようになりました。今度、一度試してみたいと思っています。

聴いてみた正直な感想

Audibleで聴き始めて感じたのは、「これは一冊まるごと読むというより、自分の悩みごとに”辞書的に”使う本だ」という感覚でした。

本書では人生のいろいろなライフイベントを4マスで考えることで、リスクとリターンがどのようになるかを体系立てて示してくれます。預金の仕方、転職、相続、保険、高額の買い物など、例として挙げられているテーマは幅広く、どちらが良い・悪いだけでなく、トレードオフになっている部分がきちんと見える化されているのが印象的でした。

物価が上がったら、自分の給料も上がっているかを意識する必要がある——という指摘も刺さりました。市場の物価が上がっているのに給料が上がらないなら、その場所で働き続けても未来への期待は持ちにくい、というシビアな視点です。

このツールのメリット

自分がどちらを選べばいいか迷ったときに、いったん立ち止まって考えられるツールを持てること。実際に自分で4マス図を作ってみることで、どの選択肢が自分に合っているか、判断がしやすくなりそうだと感じました。

こんな人に向く・向かない

✅ 向いている人

  • 何をするにしてもすぐ迷って行動に移せない人
  • 衝動でいろんな行動をしてしまう人
  • 「どちらを選べばいいか分からない」ときに、頭の中を整理する道具がほしい人

⚠️ 向かないかも

  • もともと計画性があり、周りに振り回されず自分の判断で色々実行できる人
  • すでに自分軸を持って行動できていて、当たり前に感じる部分が多そうな人

この本を聴いた、私の結論

  • 貯金は根性ではなく「給料日翌日の自動化」で決まる。忘れるくらいがちょうどいい
  • 実際に月1万円+賞与6万円×2回を10年続けたら240万円になり、自動車購入資金として助かった
  • 夫婦の家事時間も「なんとなく」ではなく、労働時間として合算し見える化することが大切
  • 4マス図は、迷ったときに立ち止まって考えるための実用的なツールになる

「お金の本」というより「人生の意思決定の本」というのが正直な感想です。貯金、転職、家事分担——あなたが今迷っていることを、一度4マスに書き出してみませんか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました