この記事でわかること
毎日くり返しているのに、なぜか終わりが見えない家事。「気合いで片付ける」を続けていると、いつまでも”頑張り続ける”状態から抜け出せません。
そんな家事を「見える化」して仕組みに変えていく——Audibleでこの一冊を聴いて気づいたのは、家事もまた「見える化」と「仕組み」で驚くほど軽くなるということでした。
本書は掃除・洗濯・料理まで幅広く扱っていますが、今日は特に刺さったところだけを、正直にお話しします。
この本について
人生が整う 家事の習慣
著:本間朝子・藤原千秋・河野真希/出版:西東社(Audible版ナレーター:斎藤美保)
「これまでの家事をリセットする」をコンセプトに、掃除・洗濯・料理の新しい習慣から、家事がしやすい家づくりまでを整理した一冊。テクニックを詰め込むというより、家事を一度棚卸しして、負担の少ない仕組みに置き換えていく——そんな考え方がベースになっています。
家事は「見える化」して棚卸しする
本書の出発点は、家事を”やらされる雑用”ではなく「自分の価値」として捉え直すこと。そのうえで、いま自分がやっている家事をすべて書き出していきます。
著者のメッセージ
家事を見える化すると、問題点と改善策がはっきりする。週一・月一・季節ごとの家事をリスト化し、内容を棚卸しする。環境そのものを見直すことで、家事の負担は減らせる。
ここで思ったのは、これはまるで会社の仕事だということでした。見える化やリスト化は、仕事をしている人が実際に作ってみて、実行する人を割り当てる——そんなチーム戦で進めるのがいいのかなと思います。家族みんなの協力でやっていくと良さそうですし、ロールプレイングゲームの感覚で進めると案外楽しいかもしれません。
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実は前回聴いた『お金の悩みは4マスで考える』にも、夫婦の家事時間を労働時間としてカウントし、見える化するという話が出てきました。お金の本と家事の本が、まったく同じ「見える化」に行き着いているのは興味深いところです。
なみゆめ
我が家の場合|見える化はしていないけれど”棲み分け”はしている
我が家では、見える化までは実施していません。ただ、家事は棲み分けして実施していて、状況によってはチームで一緒にやることもあります。これで一応”チーム戦”にはなっているのかな、と感じました。
もし妻が家事をワンオペで抱えていて、夫が仕事中心という家庭なら——夫に「仕事のように」リスト化してもらうのも一つの手ではないでしょうか。得意なやり方を家事に持ち込むことが、分担のきっかけになりそうです。
「5分だけ」で”頑張る感覚”をなくす
もうひとつ刺さったのが、時間の使い方です。
著者のメッセージ
5分程度の短時間だけ家事をする。まとまった時間で一気にやろうとせず、”ついで掃除””ながら掃除”にして、生活動作のなかに溶け込ませていく。
掃除を5分だけ実施することを習慣化し、ながら掃除・ついで掃除にする。そうすることで「頑張って掃除をしている」という感覚そのものをなくしてしまう——この視点は、今までにありませんでした。
歯磨きの習慣のように生活の一部にしてしまえば、苦だと感じる意識自体が消えていく。そこを理想として目指したいと思いました。
収納は8割と「1軍・2軍」で仕組みにする
収納については、引き出しや収納グッズをうまく活用するのがポイントとされていました。
著者のメッセージ
収納は詰め込みすぎず「8割収納」が理想。よく使う”1軍”と、あまり使わない”2軍”に分けておく。
道具さえあれば今日からでも試せる具体策です。仕組みを整えると、片付けの”戻しやすさ”が変わって、そもそも散らかりにくくなりそうだと感じました。
聴いてみた正直な感想
Audibleで聴いて感じたのは、「これは家事のテクニック集ではなく、家事の”回し方”を考え直す本だ」という感覚でした。
いちばん響いたのは、やはり見える化とリスト化。まさに会社の仕事の進め方と同じで、リストを作って実行する人を割り当てる”チーム戦”として捉えると、ぐっと現実味が出てきます。家族みんなで協力し、ゲーム感覚で進められれば、家事はもっと軽くなるはずです。
そして「5分だけ」の話。頑張って掃除をしているという感覚そのものをなくしてしまうという発想は新鮮でした。歯磨きのように生活の一部にしてしまえば、苦と感じない。そこを理想として、少しずつ近づいていけたらと思います。
Audible版のナレーションは斎藤美保さん。落ち着いた聴きやすいトーンで、まさに家事をしながら聴くのにちょうどいい一冊でした。「ながら掃除」を勧める本を、ながら聴きで聴く——という体験そのものが、内容の実践になっていたように思います。
こんな人に向く・向かない
✅ 向いている人
- 自分ひとりで家事をしていて、限界を感じている人
- 家事の負担を減らす仕組みを一から作りたい人
- 家族で家事を分担していきたい人
⚠️ 向かないかも
- 自分の価値観を理解し、実行できている人
- すでに生活リズムが確立されている人
- 家事のルーティンが無理なく回っている人
これから試したいこと
我が家では、週末のTODOリストにその時々の家事をちょっと書く程度で、家事そのものを腰を据えて書き出したことはありません。この本を聴いてから「そういえば、うちは何をどれだけやっているんだろう」と考えるようになりました。
いまの週末TODOをもう一歩発展させて、週一・月一・季節ごとの家事までリスト化する——これを今後の課題にしてみたいと思っています。
この本を聴いた、私の結論
- 家事は「見える化」と「棚卸し」で、ムダと改善点がはっきりする
- 見える化+リスト化は会社の仕事と同じ。家族の”チーム戦”にすると続けやすい
- 「5分だけ・ついで・ながら」で、頑張っている感覚そのものをなくしてしまう
- 8割収納と「1軍・2軍」で、収納そのものを仕組みにする
「家事の本」というより「暮らしの回し方の本」というのが正直な感想です。まずは我が家の家事を書き出して、5分の”ついで掃除”から試してみませんか?
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※本記事は書籍「人生が整う 家事の習慣」(著:本間朝子・藤原千秋・河野真希)をAudibleで聴いた内容を参考に、筆者が自分の言葉でレビュー・解説し、個人の感想を加えたものです。
※本記事の内容は筆者個人の解釈・体験に基づくものです。
※アイキャッチ画像はAIで生成したものです。


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